本当に覚えたいことをまとめるとは?(SLEを例に)

最終確認日:2017/07/26 最終更新日:2017/07/26

コウメイ:以前の記事「正しいノートの使い方 〜板書の丸写しは止めよう〜」で、ノートには自分が本当に覚えたいことを書きましょうと言いました。今回はもう少し具体的に説明していきたいと思います。

 

SLEの診断基準は?

例えば、SLEを勉強するとしましょう。SLEには診断基準があるのですが知っていますか?

学生C:知っています。確か11個あったような。

  • 蝶形紅斑
  • 光線過敏
  • 関節炎
  • 腎障害
  • 神経障害
  • 汎血球減少
  • 抗ds-DNA抗体
  • 抗核抗体

これで8個か。後は何だっけ?

 

コウメイ:後は

  • 円板状紅班
  • 口腔内潰瘍
  • 漿膜炎

です。

 

学生C:あっ、そうでした。早速ノートにまとめよう。

 

コウメイ:(ただ漠然とノートにまとめるのではなく、分からないことがあったときにノートにまとめるのは良いことですね。)どれどれ?

 

学生C:STEPで確認しよう。

<SLEの診断基準>

  • 蝶形紅斑
  • 円板状紅班
  • 光線過敏症
  • 口腔内潰瘍
  • 関節炎
  • 漿膜炎
  • 腎障害
  • 神経障害
  • 汎血球減少
  • 抗ds-DNA抗体
  • 抗核抗体

 

はぁ〜、11個もあるから書くのが大変だぁ。1回書いたけどまだ自信がないからもう1回書こう。

  • 蝶形紅斑
  • 円板状紅班
  • 光線過敏症
  • 口腔内潰瘍
  • 関節炎
  • 漿膜炎
  • 腎障害
  • 神経障害
  • 汎血球減少
  • 抗ds-DNA抗体
  • 抗核抗体

 

最後にもう1回書いて覚えよう。

  • 蝶形紅斑
  • 円板状紅班
  • 光線過敏症
  • 口腔内潰瘍
  • 関節炎
  • 漿膜炎
  • 腎障害
  • 神経障害
  • 汎血球減少
  • 抗ds-DNA抗体
  • 抗核抗体

 

いや〜、たくさん書いたな。勉強した〜。

 

たくさん書いたけど、覚えている?

コウメイ:確かにたくさん書きましたね。大変だったでしょう。ところで、今回は何を覚えたかったのですか?

 

学生C:何って、SLEの診断基準ですよ。

 

コウメイ:それは分かります。診断基準のどれを覚えたかったのですか?

 

学生C:えっと、何だっけ?忘れた・・。先生がジャマするからですよ!!

 

コウメイ:(ジャマした覚えはないけどな・・)覚えられないのは、本当に覚えたいこと以外にも色々書いているからですよ。色々書くと勉強した気になりますが、時間がかかるだけで、結局何をやっているか分からなくなります。

今回本当に覚えたいことは

  • 円板状紅班
  • 口腔内潰瘍
  • 漿膜炎

 

3個なのに、すでに覚えている8個も書くから何を覚えたかったか分からなくなるのです。

 

本当に覚えたいことを書こう

ノートには本当に覚えたいことを、コンパクトに書きましょう。今回なら以下のようにまとめるのが良いです。

ノートに書くべき内容

<SLEの診断基準>

  • 円板状紅班
  • 口腔内潰瘍
  • 漿膜炎

 

このように本当に自分が覚えたいことのみををコンパクトにまとめると、書く時間が短縮できます。その時間を使って何度も何度も何度もノートを見直してみてください。そうすれば、今まで以上に覚えることができるはずです。

以上、「本当に覚えたいことをまとめる」の具体例について説明しました。皆さんの勉強の参考になれば幸いです。