正しいノートの使い方 〜板書の丸写しは止めよう〜

最終確認日:2017/07/29 最終更新日:2017/07/29

コウメイ:今回は正しいノートの使い方についてお話していきたいと思います。
※試験や受験が目的の人用です。

「ノートの使い方?そんなのより病気の解説してくださいよ」と思われる方もいるかもしれませんが、一つの病気を解説するよりメチャクチャためになることですので、最後までお読みください。

 

3つのポイント

初めに結論から言います。ノートで大事なのは以下の3つです。

  • ノートに書くのは”本当に”自分が覚えたいこと
  • 書いたことは絶対に覚える(覚えるつもりがないことは書かない)
  • ノートは1冊

それではこの3つについて詳しく見ていきましょう。

 

ノートに書くのは”本当に”自分が覚えたいこと

コウメイ:ノートには自分が”本当に”覚えたいことを書くのが良いのですが、皆さんはどうでしょうか?

 

学生C:何を当たり前のこと言ってるんですか?覚えたくないことなんてわざわざ書きませんよ。

 

コウメイ:そうですか。ではいつもどんなことをノートに書いているのですか?

 

学生C:いつもはネット講座の板書をノートに移しています。◯◯先生は板書が多くて大変なんですよ〜。よく分からないところも多々ありますが、きっと大事なことを言ってるんだと思うので、一字一句漏れ無く写しています。

 

コウメイ:やっぱりそうですか。きちんと理解していないですね。先程も言ったように、ノートに書くのは自分が”本当に”覚えたいことです。板書をそのまま写すのではありません。

「自分が”本当に”覚えたいこと」と「講師が黒板に書いたこと」は明確に区別する必要があります。

 

学生C:でも、講師が黒板に書いたのは”覚えるべきこと”じゃないんですか?

 

コウメイ:確かに”覚えるべきこと”が多いのは確かです。しかし、それをひたすら丸写ししても意味がありません。例えば、今まで写した板書の内容をどれだけ覚えていますか?

 

学生C:復習していないので、あまり覚えていません・・。

 

コウメイ:それでは意味がありません。ノートは何度も何度も見ることに意味があるのです。では、なぜ何度も見ないのか?それは、自分が”本当に”覚えたいことではなく、黒板に書いてあることをただ丸写ししているからです。ただ丸写しした(あまり興味がない)ことは誰も何度も見ようとは思いません。その結果、ただ書いて終わりになってしまうのです。

 

学生C:言っていることは何となく分かります。でも、どれが覚えたいことか分かりません。だから、とりあえず板書を丸写ししているんです。

 

コウメイ:じゃ、ノートなんてとらなくていいです。覚えるべきか覚えなくていいか分からない状態で、ノートに移してもほぼ記憶に残らないので時間の無駄です。

先程も説明しましたが、板書の内容は教科書により正確に漏れ無く書いてありますので、丸写しする意味はありません。どれが覚えたいことか分からなかったら問題を解いてみてください。するときっと疑問が出てくるはずです。

  • 検査は?
  • 診断基準は?
  • 治療は?
  • 合併症は?

このような疑問が出てきたら教科書を見るようにしてください。そしてそれを自分の言葉でノートにまとめてください。講師が書いたものをただ丸写しするのとは違い、かなり記憶に残るはずです。しかも、何度も見ようとする気持ちになります。
※再度、ネット講座を見る(2周目、3周目)のもいいかもしれません。

 

書いたことは絶対に覚える(覚えるつもりがないことは書かない)

コウメイ:次に大事なポイントの2つ目を説明します。ノートに書いたことは全てきちんと覚えましょう。きちんと覚えるために何度も何度も何度も見ましょう。当たり前のことですが、これができていない人が多いです。

 

学生C:確かにノートを作っただけで満足して、その後はほぼ見ていないです・・。

 

コウメイ:それでは意味がありません。一度書いただけで覚えられればいいのですが、それは無理です。少なくとも私の周りにはそのような人はいません。ですので、何度も何度も何度も見る必要があります。

では、なぜ一度書いたきりで、その後は見ないのか?それは自分が覚えたいことを書いていないからです。板書をただ丸写ししただけでは後で見ようとは思いません。

必ず”自分が覚えたいこと”を書くようにし、それを何度も何度も何度も見るようにしてください。

 

ノートは一冊

以上のことをするにはノートは一冊にするのがいいです。科ごとに分けるのではなく、全ての科を一冊にまとめます。何度も言っていますが、ノートに書くのは覚えるのが目的です。保存するのが目的ではありません。

ですので、古いノートは捨てましょう。捨てるのに抵抗がある方は捨てなくても良いですが、全て暗記済みで、もう見る必要がない状態にしておきましょう。

前の前のノート

  • 確実に暗記している
  • 確実に用済み
  • 捨てる

前のノート

  • 確実に暗記している
  • 確実に用済み
  • 捨ててもいいかな

使用中のノート

  • 日々復習
  • 次のノートになるまでには全て覚える

 

このように”本当に覚えたいこと”を一冊のノートにまとめ、何度も何度も何度も見るようにしましょう。そうすれば、病気に対するきちんとした知識が身につき、少なくとも国試合格レベルには達します。

以上、正しいノートの使い方について説明してきました。もちろん、ノートの使い方に絶対的なものはありませんが、私が今までに色々試して、今のところ一番良い方法と思っていますので、ぜひ参考にしてみてください。

 

私だけの意見ではありません。

ちなみに、同様の意見を東進ハイスクールの安河内先生や、MACの東田先生もおっしゃっておりました。参考になりますのでぜひご覧ください。