敗血症の治療で行うものは?

最終確認日:2017/07/28 最終更新日:2017/07/28

コウメイ:敗血症の記事について質問をいただいたので回答します。こちらがその記事ですので、読んでいない方はまずこちらをご覧ください。
重症そう⇒挿管はダメ!!【第100回医師国家試験E-43】

 

読者からの質問

要旨(挿管について)とはずれるのですが、この問題の場合、抗菌薬の投与の前に血液培養が必要だと考え、抗菌薬という選択肢を選べませんでした。他の選択肢が明らかに間違いであることから、判断していくしかないのでしょうか。愚考かもしれませんが、レスポンスを期待しております。

 

血液培養は必要です。

コウメイ:全く愚考ではありません。正しい考えです。敗血症の治療の前には必ず血液培養をとるようお願いします。
※今回は尿培養も必要ですね。

ただ、抗菌薬が選べないのはちょっと考え過ぎです。もし、血液培養が選択肢にないと抗菌薬が選べないのなら、例えば家族への治療の説明、同意書の取得などもないと治療ができないことになります。

国試の出題者はそこまでは考えていないので、選択肢にある中でどれを行うかを考えていくのがいいです。

 

血液培養は2セット

詳しくは研修医になってから勉強していただければいいのですが、血液培養は2セットとるようにしてください。

 

学生C:2セットとは好気性菌用ボトルと嫌気性用ボトルですね。研修医にならなくても知っていますよ。

血液培養ボトル

 

コウメイ:違います。好気性菌用、嫌気性菌用の2本で1セットです。2セットとはそれぞれ2本ずつの計4本です。1セットより2セットの方が感度・特異度がいいので、必ず2セットとるようにしてください。

学生時代から血液培養について考えるなんてきちんと勉強していますね。国試の問題はすぐに慣れますので、今までのようなきちんとしたを続けていただければと思います。今回の講義は終わりです。お疲れ様でした(^_^)