医師国家試験の過去問は臓器別だけでなく年度別でも解こう

コウメイ:私はよく最低でも過去問10年分を解くことをお勧めしています。

きちんとネット講座のテキストで勉強しているので大丈夫です。そんなこと心配していないで、問題の解説してくださいよ。と思われた方。この続きをよく御覧ください。

目次

1)ネット講座の臓器別テキストは過去問全てが載っているわけではない

(予備校にもよるかもしれませんが)ネット講座のテキストは直近の過去問全てを掲載しているわけではありません。最新のテキストを使用しているからといって、過去問10年分全てを解いたことにはなりません。

2)年度別で勉強していれば解ける問題

以前から言っているように、実際の過去問を解いてください。私のブログに過去問のリンクが貼ってありますので、ご活用ください。少なくとも3年分、絶対に受かりたいなら10年分解くことをお勧めします。

きちんと過去問をやっていたら余裕で解けたであろう問題を紹介します。

医師国家試験107E28

緩和ケアについて正しいのはどれか。

a 医療用麻薬の投与は避ける。
b がんの診断後に早期から行う。
c 意識障害の患者は対象としない。
d モルヒネは体性痛に有効である。
e 経済的苦痛は身体的苦痛に含まれる。

正解はbで緩和ケアはがんの診断後早期から行います。正解率は35%と低すぎです。初めて出題された問題ならしょうがないのですが、3年前にほぼ同じ問題が出題されています。

医師国家試験104G8

緩和ケアチームについて正しいのはどれか。2つ選べ

a 遺族のケアも担当する。
b 心のケアの担当者が含まれる。
c 診断早期の患者は対象としない。
d 最終的な方針は医師が決定する。
e 病状を未告知の患者は対象としない。

正解はa、bです。つまりcは「診断早期の患者も対象となる」が正しいと分かります。第107回と全く同じですね。

3)年度別でも問題を解こう

全く同じ問題なのに正解率が低いということは、そもそも104回の問題を見ていないんだと思います。なぜ直近の問題なのに見ていないかというと、年度別で問題を解いていないからです。 おそらくネット講座のテキストに過去問が全て載っていると思っていたのでしょう。そんなことはありませんので、皆さんは勘違いしないようにしてください。

以前も説明しましたが、臓器別の問題集に載っている80回以前の古い問題を解くなら、直近の10年分を解くことを強くお勧めします。ダウンロードしてぜひ活用してください。 一気に10年分ダウンロードすると膨大な量になり、やる気が失せますので一年分ずつやることをお勧めします。

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