国試本番までラスト1か月の勉強法(やる気の上がる話)

最終確認日:2018/01/22 最終更新日:2018/01/22

コウメイ:前回記事をupしたのが、2017年9月でもう4か月が過ぎてしまいました。その間に何をしていたかですが、本業の臨床や本の執筆をしておりました。それに加え自分自身の勉強もしつつ、より効率のよい勉強について色々と考えておりました。

詳しくは今後ブログにまとめたいと思いますが(すみません、第112回医師国家試験受験生には完全には間に合いません)、今回はその一部をご紹介したいと思います。ラスト1か月って意外とやる気が無くなることもあります。そんな方にもお勧めです。

 

今の1時間は過去の10時間分の価値がある

まず、これは過去に何度か説明したことですが、今の1時間は過去の10時間分の価値があります。勉強をやり始めたころは下手すると1時間で2、3問位しか問題が解けなかったこともあるでしょう。しかし、今では1時間もあれば20〜30問解く(復習)ことができます。

よって、今1時間勉強をしなければ20〜30問他人に追い越され、逆に1時間勉強をすれば20〜30問他人を追い越すことができます。最後の最後まで勉強時間を確保するようにしましょう。私なら、8時〜12時、13時〜18時、19時〜23時の計13時間(ちょこちょこ休憩をいれて実質11時間位)はやりますね。
※ただし、23時か24時には寝た方がよいです。

 

できた問題には大きく×を

この時期に無駄な勉強はできるだけ避けたいです。そのために、できる問題や絶対に忘れないだろう説明には大きく×をつけ、今後一切見ないようにしてください。例えば以下のような問題や解説です。

問題:心筋梗塞で特異的なマーカーは何か?
a)トロポニンT  b)ナトリウム  c)リン

解説:心筋梗塞ではトロポニンTが有用である。

こんな簡単な問題や解説はもう見なくて大丈夫です。大きく×をつけ今後は見ないでください。念のため×はつけないでおこうとは思わないでください。念のため、念のため・・とやっていると絶対に終わらず、本当にすべき問題に時間をかけることができなくなります。どんどん×をつけやらない問題を増やしていきましょう。

 

分からない問題を1冊のノートにまとめる

分からない問題や間違いやすい問題は1冊のノートにまとめましょう。今、皆さんがやっている問題集は何冊ありますか?数冊はありますよね。参考書もたくさんあります。よく参考書に書き込みをしたり、付箋を貼ったりする人がいますが、これらを最後の最後で全て確認するのは無理です。本当に覚えたいことをノート1冊に抜き出し、最後の最後はノート1冊だけを復習することを私はお勧めします。

当然ですが、ノートには無駄なことは一切書かないでください。教科書やネット講義の内容をそのままダラダラダラダラ書き写すのは無駄ですのでやめましょう。もし長くなりそうなら、「STEP循環器科のp150ページ」と記載し、該当のページの中で本当に大事な部分を赤ペンで囲ったり、線を引いたりして、その部分だけ読むというのもありです。もしくは「消化器科のネット講座の25:00〜30:00を見る」と記載し、該当のネット講座を見るのもOKです。

 

勉強しているのは皆さんだけではない

そもそもですが、もしかすると、「何でこんなに勉強しなければいけないんだ」と思われている方もいらっしゃるかもしれません。しかし、勉強しているのは6年生だけではありません。やる気のある研修医や優秀な医師は仕事が終わってからもひたすら勉強をしています。私も帰宅後(軽くビールを飲み)夕食をとってからは24時頃まで勉強していますし、土日も10時間位は勉強しています(テレビは見ません。見たいとは一切思いません。スマホのゲームは尚更です。)。きちんとした医療をするなら当たり前のことです。

というわけで、勉強しているのは皆さんだけではありません。一緒に頑張っていきましょう。

以上、国試本番までラスト1か月の勉強法についてお話しました。参考になれば幸いです。