初乳と成乳との違い。

最終確認日:2017/07/28 最終更新日:2017/07/28

コウメイ:突然ですが初乳見たことありますか?乳に限ったことではありませんが、きちんと実物をみるのは非常にタメになります。まずは国試の過去問を見てみましょう。

第105回医師国家試験E38

成乳と比較した初乳の特徴はどれか。3つ選べ。

  1. 熱量が高い。
  2. 乳糖を多く含む。
  3. 胎便の排泄を促す。
  4. 蛋白質を多く含む。
  5. 免疫物質を多く含む。

 

学生B:まだこの範囲は勉強していないので分かりません!!

 

コウメイ:(そんなに堂々と言わなくても・・)正解はc、d、eです。

 

学生B:分かりました。覚えます。

初乳

  • 熱量は低い
  • 乳糖は少ない
  • 胎便の排泄を促す
  • 蛋白が多い
  • 免疫物質が多い

また、暗記か~。大変だな~。

 

コウメイ:丸暗記はダメです。前にも説明しましたが、丸暗記はつまらないですしすぐ忘れます。きちんと病態を考えましょう。

そもそも、初乳と成乳見たことありますか?多くの方が見たことないと思います。文字だけで覚えても意味がありません。きちんと写真で確認しましょう。

初乳の画像

引用:ちりっこHAAPY☆LIFE  RINON☆YOGA 

 

違いについて説明していきます。

初乳の役割

初乳の役割は免疫、胎便排泄です。免疫といえば免疫グロブリン(主にIgA)、つまり蛋白質ですね。ですので初乳は蛋白質を多く含みます。

ところで胎便も見たことありますか?これもスルーせず見てみましょう。参考になるブログがありましたので載せておきます。

赤ちゃんの初めてのうんこ

初乳には胎便排泄を促す作用があります。一般の方でも知っている有名なことのようなので、医者になる皆さんはぜひ知っておきましょう。

 

成乳の役割

成乳の役割は成長です。エネルギー源である乳糖が多く熱量が高いです。初乳が熱量高くても意味ないですからね。

 

以上が正しい覚え方です。丸暗記でなくきちんと病態を理解する、文字は画像で確認することが大切です。今回は以上で終わりです。お疲れ様でした(^_^)