国試の勉強がつまらないのは解説が悪いからです!!

最終確認日:2017/07/28 最終更新日:2017/07/28

解説がつまらない

コウメイ:「国試の勉強つまらないなぁ。早く終わらないかなぁ。」と思っている方はいませんか?そのお気持ちはよく分かります。

でもそれは、国試がつまらないのではなく、解説がつまらないのだと思います。例えば、以下の問題を勉強するとしましょう。

101B30

 

最悪な解説

  1. 杯細胞は気道クリアランスに関係する
  2. 基底細胞は気道クリアランスに関係しない
  3. 線毛上皮細胞は気道クリアランスに関係する
  4. Ⅰ型肺胞上皮細胞は気道クリアランスに関係しない
  5. Ⅱ型肺胞上皮細胞は気道クリアランスに関係しない

コウメイ:たまにこのように書いてあったりする問題集があるのですが最悪です。つまらないを通り越して不快になります。読む価値はありません。

 

気道クリアランス

気道クリアランスとは、気道に入った異物(細菌、ウイルス、ほこり、花粉など)を体の外に排除する仕組みのことです。どうやって、異物を排除しましょうか?

 

学生C:線毛細胞で外へ、外へと移動させればいいと思います。

 

コウメイ:そうですね。それはすぐに思い浮かびますね。ただ、異物が小さく線毛細胞と線毛細胞との間に入っちゃったらどうしましょう?

線毛細胞と異物

学生C:困りますね。

 

コウメイ:困りますよね。ですので、気道にはこうならないような仕組みがあります。それが粘液です。

線毛細胞

引用:国試最短講座(MACメディカル)

線毛細胞の上に粘液が存在し異物をキャッチします。そして、線毛細胞は粘液ごと外へ、外へ排泄します。この粘液を分泌しているのが杯細胞です。よって、気道クリアランスに関与する細胞は、線毛細胞杯細胞になります。

 

学生C:なるほど、そういうことだったんですね。納得です。

 

冬はなぜ風邪をひきやすい?

コウメイ:ところで、冬って風邪をひきやすいと言われていますよね。なぜでしょうか?

 

学生C:乾燥するからです!!(完璧な答えだな。)

 

コウメイ:そうですね。いくつか理由がありますが、乾燥もそのひとつです。では、乾燥するとなぜ風邪をひきやすいのでしょうか?

 

学生C:そこまでは分かりません・・。

 

コウメイ:空気が乾燥すると、粘液が蒸発し、量が少なくなってしまいます。その結果、異物(細菌、ウイスル)を上手く除去できず、感染してしまうというわけです。以上が気道クリアランスのきちんとした解説です。

 

学生C:なるほど、そのようにつながっているんですね。面白かったです。

 

コウメイ:このように国試の問題は本来は面白いものです。ただ、面白いと思えるかどうかは解説によります。他にもきちんとした解説はいっぱいあるのですが、なかなかブログでは紹介しきれません。興味のある方は個別に対応させていただきますので、お気軽にご連絡ください。