先端巨大症でP(リン)が上がる理由 〜ハリソンとステップとの記載の違い〜

コウメイ(@kokusigokaku):読者の方より先端巨大症について質問をいただきました。

読者からの質問
先端巨大症で骨代謝が上がり、高P血症になるのはわかるのですが、なぜCaは上がらないのでしょうか。

 

成長ホルモンは腎でP(リン)の再吸収を亢進させる

先端巨大症は成長ホルモンが多く分泌される病気です。成長ホルモンは腎でのNa、Cl、Pの再吸収を亢進させる作用があります。だから高血圧、高P血症になるのです。骨代謝による影響ではありません。Caは上がりません。

【補足】ハリソンではなくステップに記載あり

この質問をいただいたときに「教科書に書いてあるだろ」と思いハリソンを読んでみましたが記載はなく、ステップには上記の如く説明がありました。

一見するとハリソンには何でも説明が書いてあると思いがちですが、意外とそうでもありません。むしろ医師国家試験で問われる内容についてはステップの方が詳しく書いてあります。

基本的にはステップなどの国試対策本で勉強し、それで満足しなければハリソンでも調べてみるというのがお勧めです。