教科書と問題集、どっちを先にやるべき?

最終確認日:2018/05/05 最終更新日:2018/05/05

コウメイ:普段の勉強法について以下の様な質問をいただきました。

読者からの質問

今は以下のように勉強しているのですが、これで良いか教えてください。

  1. ネット講座をみる
  2. 問題を解く前にレビューブックを読む。
  3. 問題を解く
  4. レビューブックに載っていない病気はイヤーノートもしくはで病気がみえる調べる

 

コウメイ:皆さんの目的は問題が解けるようになることというのを頭に入れて以下の説明を読んでください。

ネット講座をみる

まずネット講座を見るのは良いです。基礎知識の無い状態でいきなり問題を見てもチンプンカンプンで何が何だか分からないと思います。まずはネット講座で基本的な知識を身につけましょう。

ネット講座の直後に問題に挑戦する

問題を解く前にレビューブックなどを読む必要はありません。ネット講座で必要最低限の知識はついているので、さっそく問題集にとりかかりましょう。

もしかすると、「知識を完璧にしてから問題を解こう」と考えている人もいるかもしれませんがやめましょう。書籍には国試にあまり必要でないことも書いてありますので、それを完璧に覚えるのは時間の無駄です。

皆さんの目的は問題が解けるようになることです。そのためには、実際の問題を知らなければいけません。まずは過去問を見て、どのような知識が問われるか(出やすい問題)を確認しましょう。

間違った問題はレビューブック(イヤーノート)ではなくステップで確認する

問題を解いた後で教科書を見るのは非常にためになります。

  • この病気の治療なんだっけ?
  • 他に検査の方法は無いのかな?
  • 言葉の定義が分からない。
  • 病期分類を確認しよう。

このように何か疑問があってから教科書を読むと記憶に残りやすいです。問題を解く前でなく、問題を解いた後に書籍を読むようにしましょう。

ただし、レビューブックやイヤーノートはお勧めしません。これらは事実を箇条書きにしたものです。病態を知らない人が読むべき本ではありません。病態を知っている人がど忘れした時に確認するための本です。

問題が解けなかった場合、ど忘れしているのではなく、そもそも病態をよく理解していない可能性が高いです。よって、読むべきは病態の説明がしっかりしてあるステップなどの教科書になります。レビューブックやイヤーノートでは不十分です。

オススメの教科書

医学の教科書は色々ありますが、医大生がきちんと使いこなすことを考えると以下の3つがお勧めです(個人的にはステップが最もお勧めですが)。

  • ステップ
  • 病態生理できった内科学
  • 病気がみえる

国試に絶対受かりたい人は必ず買うようにしましょう。

長くなったのでまとめます。

  1. ネット講座を見る
  2. 問題を解く
  3. 分からない問題を教科書で確認する
  4. 1〜3を2、3回繰り返す

この順序が最も効率がよいと思います。今回の講義はこれで終わりです。お疲れ様でした(^_^)