医師国家試験の過去問は10年分解こう

最終確認日:2017/07/27 最終更新日:2017/07/27

コウメイ:過去問を回数別で解くことは非常に大切です。最低でも過去5年分、できたら過去10年分解くことをおススメします。なぜか3年分しかやらないひとがいますが、それ以前の問題も普通に出題されます。例えばこんな感じです。

第105回医師国家試験A35

32歳の女性。暑がり、発汗過多、手指振戦および労作時の動悸を主訴に来院した。2週間前から症状が出現したという。感冒様症状の先行はない。

身長162cm、体重52kg。体温36.2℃。呼吸数28/分。脈拍104/分、整。血圧128/72mmHg。甲状腺はびまん性に腫大、弾性硬、表面に軽度凹凸を認め、圧痛を認めない。皮膚は浸潤し、手指に振戦を認める。

血液生化学所見:総コレステロール105mg/dl、AST20IU/l、ALT26IU/l。TSH0.1μU/ml(0.2~4.0)、FT4 3.2ng/dl(0.8~2.2)。

TcO4甲状腺シンチグラムを示す。

無痛性甲状腺炎の画像

考えられるのはどれか。

  1. Basedow病
  2. Plummer病
  3. 無痛性甲状腺炎
  4. 甲状腺未分化癌
  5. 急性化膿性甲状腺炎

 

学生B:甲状腺にとりこみがあるのでaのBasedow病だと思います。簡単ですねw

 

コウメイ:不正解です。正解はcの無痛性甲状腺炎です。これは第100回医師国家試験F-52とほぼ同じ問題です。しかし正解率は4割程度です。4割の方がaを選んでしまっています。過去問をきちんと解いていないのでしょう。

今まで何度も言いましたが3年分では不十分です。10年分解くことをお勧めします。10年分解くには年末から始めたのではとても間に合いません。今から少しずつ解くことをお勧めします。本ブログのメニュー欄からダウンロードできますので活用してください。

今回は以上で終わりです。お疲れ様でした(^_^)