【UpToDateを読む技術】始めます。

コウメイ:以前、「医者になるには英語は必要か?」という記事を書きました。再度説明すると、医大生にとって英語の勉強は必須ではありません。英語の勉強をしなくても国試に受かることは可能です。むしろ、無理に英語で勉強すると効率が悪く、成績が下がってしまうかもしれません。

初期研修医にとっても英語は必須ではありません。研修医が勉強すべき内容はほとんど日本語になっています。後期研修医でも日常診療で使う大事な知識は日本語になっているので、英語ができなくてもそれほどは困らないでしょう。しかし、より最新のより詳しい知識を身につけようとすると英語が必要になります。

では、いつから勉強を開始すればよいかですが、後期研修から始めるとおそらく大変です。結構、単語や構文を忘れていると思います。初期研修医あたりがよいかもしれません。もちろん、勉強の開始は早ければ早いほどよいので負担にならなければ学生のうちから始めるのがよいです(特にテレビを見たりゲームをしたり、無駄に飲み会をしている暇があれば英語の勉強に置き換えることを強くお勧めします)。

日本語の本で勉強した疾患について英語で読んで見る

英語を効率よく勉強するために、知らない内容を初めから英語で勉強しないことをお勧めします。例えば、サルコイドーシスをそもそも知らない状態で、英語で勉強するのは非常に時間がかかり、しかも間違った内容で覚えてしまうかもしれません。まずは日本語で勉強し、その後、英語ではどのように書かれているのかを見てみるのがよいです。

UpToDateがお勧め

では何を読むかですが、UpToDateがお勧めです。UpToDateはglobal standardな二次資料であり、これからの時代自由に使いこなすことは必須になるでしょう。色々な疾患について調べることができますが、国試にも出題されたり、どの分野の医師になっても診ることがある疾患を勉強するのがよいでしょう。例えば、以下のようなものです。

  • 心不全
  • 心筋梗塞
  • インフルエンザ
  • 低Na血症
  • 高血圧
  • 肺炎
  • 尿路感染症
  • 胆管炎
  • 意識障害
  • 胃潰瘍
  • 発熱
  • 貧血

などなど。

構文解釈【現役の英語講師の解説あり】

研修医以降の方であれば、既にUpToDateに挑戦したことがあるでしょう。しかし、難しい単語や難しい構文が出てきて嫌になった人もいらっしゃるでしょう。そこで、本ブログで上記疾患について難しい単語や難しい構文について連載で解説していきたいと思います。

今後説明していく内容ですが、UpToDateの中のSAMMARY AND RECOMMENDATIONSの部分になります。UoToDateは有料であり、著作権などの問題にも関係するので、全文を掲載することはできません。大学や病院で契約している場合全文を読むことができますので、そちらからご覧ください。次回、具体的に説明していきます。