必修問題と公衆衛生の勉強法

コウメイ:読者の方から「必修問題と公衆衛生の勉強法」について質問をいただいたのでご紹介します。 まずは質問を見てみましょう。

読者からの質問

必修問題と公衆衛生ができず、残り2ヶ月で必修を重点的にやろうかと思っております。QB必修を予想問題含め、今から再度やろうかと思っておりますが、国試までの短期間でできる何かお薦めの勉強法がありましたら、教えてください。 

公衆衛生はビデオとQBでいこうと思っていますが、流れがつかめず丸暗記になってしまい、なかなか覚えられません。繰り返しやるしかないのでしょうか。何かアドバイスがありましたら、お願いいたします。

目次

1)必修問題は特別か?

私は必修問題に特別な勉強法はないと思っています。一般問題、臨床問題と同様に分からないければきちんと教科書を読み、少しずつ理解しながら勉強していくしかないと思います。

某先生が 「必修問題は病態生理を問う問題であり、各々の病気についての知識は問わない」と言っていましたが、そんなことはなく、普通に病気についての知識も問われますので一般問題、臨床問題と同様に勉強することをお勧めします。

一般問題、臨床問題の勉強にもなりますし、一般問題、臨床問題を解いていても必修問題の勉強になります。

2)必修問題の具体的な勉強法

具体的な勉強は質問者の方が仰るとおり、QBの必修問題を繰り返しやればいいと思います。気になる問題は時間をかけますが、明らかに簡単な問題はスルーで大丈夫です。全ての問題を丁寧に丁寧に勉強していては終わりません。必修問題に限らずこのバランスが大切ですね。

3)公衆衛生の具体的な勉強法

公衆衛生の勉強法も質問者の方が仰るとおり、ネット講座とQBでいいと思います。

「ネット講座を見る⇒その範囲のQBを解く⇒ネット講座を見る⇒その範囲のQBを解く」この繰り返しがいいです。ネット講座が先であるのがポイントです。

最初はよく分からないかもしれませんが、最後までネット講座を見終わる頃には、問題のパターンが分かってきますのでそれまでは地道に勉強を続けるしかないです。

4)公衆衛生の他の科との違い

公衆衛生以外の科は問題を解いたらその病気について詳しく教科書で確認することをお勧めしますが、公衆衛生に関してはあまりお勧めしません。時間がかかる割には得点に結びつきにくいと思います。

教科書を詳しく読むよりは過去問を何度も解くことをお勧めします。先程も言いましたが、何度か解くとパターンが分かってきますので、そうなるまでは頑張って過去問を解くしかないです。 もちろん、気になったことがあれば教科書で確認してください。

以上を参考に勉強していただければと思います。

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